【2014年の目標】
謹んで新春のご挨拶を申し上げます。
旧年中は、一方ならぬご愛顧を賜り、誠にありがとうございました。
お蔭様で、私の目指す「教育のまち」の実現に向け、議会内外で、様々な活動を行うことができました。
重ねて、感謝申し上げます。
本年は、もう一度原点に立ち返り、「社会を支える教育、教育を支える社会」のために注力していきたいと思います。
高校教諭を辞め、学校だけでは実現できない教育のイノベーションに取り組むべく、柏市議として活動させて頂いています。
私の使命は、①子どもを取り巻く社会の整備と、②教育制度の充実と自覚し、全力を尽くす所存です。
今年は、以下の内容に取り組んでまいります。
①子どもを取り巻く社会の整備
・柏市内でコミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)を実現→地域コミュニティ形成と市民参加の行政運営へ。
・子育て支援政策(待機児童解消、一時預かり保育充実、病児・病後児保育の充実、子ども医療費助成など)
・スクール・ソーシャルワーカーを導入→教育格差を防ぎ、教育機会を保障。
・学童保育や放課後教室から、「地域の塾(学びの場・居場所)」での教育支援→教育格差を防ぎ、教育機会を保障。。
・部活動のあり方を見直し、生涯学習・社会教育として、地域文化を育てる。
・食育-地域・家庭との連携
・更生支援の理解を広める→再チャレンジ可能な社会に。
・治安・防犯→罪を未然に防ぐよう環境整備を。
・通学路の安全
・地域経済の活性-起業支援、地域の魅力発信、福祉・農・文化など既存産業と新産業の融合など
・豊かな自然環境
・グローバル化、高齢化社会での子どものあり方。
②教育制度の充実
・優れた実践・モデルを制度化し、予算化
・教員個人の資質に頼るのでなく、システムとして機能させる→教育委員会・教育研究所の充実
・小規模特認校で、特色ある先進的な教育を実現→廃校ではなく地域拠点としての学校のあり方を考えたい
・教員の事務仕事軽減
・図書館を中心とした教育支援ネットワークの確立
・昨年、私も所属していた教育民生員会から提案し成立した「柏 市 児 童 虐 待 及 び い じ め 防 止 条 例」が適切に運用されているか、不十分な点はないかチェック
・教育共創研究所をプラットフォームに、他自治体議員と連帯し、自治体から日本の教育を変えるムーブメントを起こす
思いに任せて、書き連ねてしまいました。しっかりと、市民、保護者、現場の教員、学校や教育委員会、そして、当事者であり、未来を担う子ども自身の声に耳を傾け、対話を重ね、働いてまいります。
私一人では成し遂げられないことばかりですが、みなさまのお力をお借りしながら、一緒に良い社会を作っていければと願うところであります。今後とも倍旧のお引き立てをお願い申し上げます。
最後になりましたが、皆さんの努力や思いが実を結ぶ一年となりますよう、僭越ですが心を込めてお祈りしています。
山下 洋輔