つくば市民大学に参加−分配的正義

つくば市民大学〈わたし-たち〉として生きるためのダイアログ・バーに参加してきました。

「なぜ助け合いが必要?」をテーマに話し合いました。

「わたしたちが得た利益を、わたしたちに分配する。どう分配するのが〈正しい〉か?」

「生まれつきの病気を抑えるため、高価な薬(1万円/週)が必要。公的助成について、どう考えるか?」

ロールズの分配的正義の話もご紹介頂き、正義や平等について考えました。

格差や平等など、当たり前のように思っていた考えも、話し合ってみると人によって違うことが分かります。
具体的な例え話を交えて、自分の言葉で考えようという雰囲気が、重苦しくもあり、楽しかったです。

つくば市民大学は、この12月で休止されるとのこと。
この9年の活動は、私たち柏まちなかカレッジの刺激でもありました。
できれば、もう一回くらい参加したいと思います。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)