アートラインかしわのプログラムとして、舞踏家の伊藤キムさんによるパフォーマンスが開催。柏駅前通り商店街(ハウディモール)が、「同時多発身体演説会場」となり、さらに最後は青空ダンスフロアになりました。私も駅頭での演説活動を行っているので考えさせられるところが多かったです。警備のお手伝いの後、打上げにも加えていただきました。伊藤キムさんから、アートと政治は似ていると教わりました。つまり、アートも政治も、社会に揺さぶりをかけるもの。人々に現状のままでいいのか?と投げかける役割を担うものなのだ、と。
演説についても、伝えるべき内容を、最適な方法で行われているかなど、話し合いました。予想外の場面や、波紋を呼ぶような内容、地道な継続など、自分なりに考えることができました。
柏駅前通りには、これまで大駱駝艦や天井桟敷、山海塾など、世界的な舞踏家やパフォーマーの舞台となってきました。柏駅前通りの歩行者天国は、柏の誇るべき文化です。
柏駅前通り商店街の冊子である『特異日』にも書かせて頂きましたが、この文化はアーティストだけが築いてきたものではなく、それを許容した街や応援した人々なしには存在しえないものです。文化は、街の努力と想いの賜物といえます。