【知恵のオープンガレージ】
全国各地で本や情報を基盤とした場のあり方が注目されるようになっています。
従来の図書館の枠を越え、人とのコミュニケーションが生まれる場としての役割を期待されています。
多様な知が集まり、地域の文化や社会を支えていくような拠点として、「フューチャーセンター」を構想し、柏まちなかカレッジの仲間たちと話し合ってきました。
昨日は、そろそろ、私たちの活動のミッション(使命)を打ち立て、今後の方向性やロードマップを共有していこうという内容でした。
大学1年生から専門家、図書館職員、書店、読み聞かせ活動、教育関係者、幅広い年代、職種や活動の方々が集まりました。
福島さんが、その場で、話し合われた内容をマインドマップに加え、スクリーンに示し、多様なメンバーの話し合いをファシリテートしてくれました。
これからの教員の役割は、このように対話をサポートしていくように変わっていくのだろうということも実感しました。
流行っているアニメからの切り口など、いつもの仲間たちだけだったら気づかない視点でした。
柏まちカレ図書館でも、同じ関心だけでのコミュニティではなく、自分の興味にないこと に触れる機会を提供し、 偶然の出会いを生み出すカオスを作りたいと考えています。
「フューチャーセンター」や「知の広場」と、なんだか小賢しい集まりや嘘くさくならないようなネーミングも模索しました。
これまで、生涯学習センターやコミュ二ティセンターなど、当たり前のように「センター」という言葉を使っていましたが、柏まちなかカレッジでは見直そうと思います。
柏まちなかカレッジでは、ブロックチェーンのように自律分散型の仕組みを意識してきました。
あらゆる人が孤立したり、排除されたりしないよう援護し、社会の構成員として包み、支え合うというインクルージョン(社会的包摂)という考えが重要となっている今日、センターではなく周縁部を大事にしたいと気づきました。
秘密基知、知恵のバザール、知の広場、知恵の輪、知の漂流教室、知恵のガレージなど、様々なアイデアを出し合いました。