まちは劇場!-静岡市美術館を視察

6/1、柏市議会の会派・柏愛俱楽部にて、静岡県静岡市の静岡市立美術館を視察してまいりました。

平成18年に静岡市は、静岡駅紺屋町再開発ビルの保留床約3,000㎡を取得し、新美術館を整備することを決定。総事業費は、約33億円。
平成22年にオープンしました。

静岡市は「歴史文化のまち」と「健康長寿のまち」を目指す都市像とし、その実現を目指しています。

歴史文化のまちづくりは、単なる歴史保全にとどまらず、創造性のあふれる都市を目指し、地域資源に新しい価値を与え、経済を活性化させるものです。
※第三次静岡市総合計画 http://www.city.shizuoka.jp/000685787.pdf

「まちは劇場!」というスローガンを掲げ、文化施設の連携、路上など公共空間を活用したストリートパフォーマンスなどに力を入れ、創造都市(Creative City )を目指されています。
大道芸ワールドカップも約25年開催されているとのこと。

駅前ビルということもあり、収蔵庫を持たず、企画展で勝負しています。

静岡市民ギャラリー、静岡科学館、静岡音楽館、静岡大学、東静岡アート&スポーツ/ヒロバ、その他の生涯学習施設と連携し、市内様々な場所を会場に作品を展示する「めぐるりアートしずおか」を開催。
※めぐるりアートしずおか http://megururi.net/2016/
柏の方には、「アートラインかしわ」をイメージしていただければ。
※アートラインかしわ http://kashiwa-art.com/

収蔵庫を持たないことやまちなかを美術館と見立てる発想など、柏まちなかカレッジにも通じるところがあります。
それが静岡市の総合計画の柱となっていて、自分たちの活動を市政に活かすヒントが得られました。
※柏まちなかカレッジ https://m.facebook.com/machicolle/

静岡市美術館は、いま、私が研究中のコミュニティ•ミュージアムの観点からも学ぶべきものがありました。

単なるハコモノではない、文化の拠点が求められています。

しずびチビッコプログラムなど、東京都美術館の「とびらプロジェクト」のような流れを感じます。
※とびらプロジェクト http://tobira-project.info

「柏市には美術館がない!」ということで、これまで美術館について調査研究を続けてきました。

学生時代には司書や学芸員の授業も受けており、歴史の研究のためにも多くの博物館を訪れました。
議員となり、国内外の文化施設を訪問し、お話をお聞きし、研究論文も書けるのではとは思いますが、それよりも、そのアイデアを柏市で実現させ、研究者に取り上げてもらえるようになりたいです。
そして、その研究が、他の自治体にも参照され、各地で文化のまちづくりが広がればと願います。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)