議会図書室と行政資料室

【議会図書室】
議会図書室は、地方自治法に設置が義務付けられていますが、物置きや会議室になっている議会も多く、議員の調査研究に役立つ機能を果たせていない現状があります。

今日は、柏市議会の図書室にて、開かれた議会や議員活動をサポートするような議会図書室となるよう、意見交換しました。

あらためて、じっくりと資料を閲覧させてもらうと、都市計画の経緯や環境保全のこれまでの取り組みなどについての資料も確認することができました。
時間を作って、議会図書室の資料も目を通すようにしたいと思います。

【行政資料室】
柏市役所ロビーにある行政資料室も、あらためて見学しました。

将来の政策決定に役立てられるよう、過去の政策決定過程を詳細に分析するために、公文書が整理・保存された行政資料アーカイブは重要な役割を果たします。そのような考えから、公文書館の整備やアーキビストの設置について、議会からも質問してきました。

柏市としては、必要性は認識しつつも、取り組めていないという状況です。

現状では、行政資料室が、その役割の一部を担っています。
資料の提示の仕方など、まだまだ工夫の余地はあります。

ただ、気軽に入りやすい場所に設置され、話題の政務活動費収支報告も自由に閲覧でき、他市と比べるとオープンな方かもしれません。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)