昨日、柏市議会の決算審査特別委員会で平成25年度の決算について採決し、これまで話し合われた内容をもとに、委員会としての意見を取りまとめられました。
9月の議会が終わってから、約2か月にわたる委員会が終わりました。今週の金曜からは、定例会(いわゆる議会)が始まります。
決算審査特別委員会は、革新系から保守系まで様々な考えや立場を持った委員で構成されています。取りまとめとなると大変です。マイルドな表現となってしまうところはありますが、お互いの立場をわかった上で、全員が納得する形で意見・要望がまとめられます。
主義主張は違っても、柏市を良くしたいという思いは同じだからです。
まとめられた意見・要望は、次年度(間に合わないものは次々年度)の予算案で検討されていきます。
決算審査特別委員会の意見に対して、どのように対応したかを把握する体制が出来ていないことが、話し合いの中でわかりました。委員会として、指摘していくと意見がまとまりました。不思議な一体感がありました。
選挙が近づくと、いたずらに対立構造を見せて、わかりやすく敵味方に分けるような議論があります。
しかし、いろんな考えや立場の人がいることをふまえた上で、地域のため・未来のために、対話を重ねていくことの大切さと希望を感じました。