地域の住民が様々な活動に利用できる広場「新富げんきなひろば」の完成に伴い、オープンニングセレモニーに柏市議会の教育民生副委員長として参加させていただきました。
「子どもたちが様々な活動ができる場所として利用してほしい」と、平成24年1月に、この広大な土地(農地(栗畑)5,347.96平方メートル)が柏市に寄附されました。
近隣の町会や小学校PTAなどで、その活用が検討され、平成26年に「新富げんきなひろば運営委員会」が立ち上げられ、広場の整備や運営について協議されました。
子どもたちのための公園ですので、当事者である子どもたちの意見が反映されています。
「遊び場クリエイター」の子どもたちが公園の運営やイベントの企画などを担っています。
※遊び場クリエイターのワークショップについて ひこさんのブログより
動物と遊ぶ、ボール遊び、水や火、イベントについて、みんなが気持ちよく利用するために話し合われた内容が看板になって設置されています。
その看板の除幕式で、この後、子どもたちから説明がありました。
この土地を寄附して下さった市内新富町一丁目在住の飯沼良一町会長さんのご挨拶から、豊四季開墾などこの地域の歴史をうかがうこともできました。
ご先祖様から土地を受け継いだ4代目。このまま宅地開発というのではなく、子どもたちのための広場を作ることは、ご先祖様も喜んでくれるだろうとお話しされていました。
オープニングセレモニーは、二代目のご命日とのこと。素晴らしい式典でした。
市長から遊び場クリエイター一人ひとりに感謝状が手渡されました。
ひろば利用のルールも定められています。
住所は、柏市新富町一丁目 441 番 9(うぃず南柏保育園近く)
柏市議会の教育民生委員会で、この「新富げんきなひろば」が、都市部の管轄する公園ではなく、子ども部が管轄する児童遊園になったにかといった質問もありました。
子育て支援の拠点として活用していきたいという考えがあるとのこと。
実際、遊び場クリエイターの活動など、さまざまなイベントや企画が動き出しています。
公園というハードだけでなく、子どもを中心にした地域の力を生み出す拠点になると期待しています。