5/21コミュニティカレッジ・バックステージの分科会

全国には、地域の活性化や人々のつながりをめざす学びの場が続々と生まれています。
全国のコミュニティカレッジが一堂に集まり、それぞれのイノベーションを共有するためのフォーラム「コミュニティカレッジ・バックステージ」を開催します。

それぞれのコミュニティカレッジが育んできた講義内容やネットワークの広げ方など、舞台裏(バックステージ)をお互いに紹介することによって、各地の「地域の学び」がさらに発展するためのプラットフォームを目指します。

分科会は、4つの会場をまちなかの店に設け、参加して頂けるカレッジの方々を先生に招き、お話しして頂き、対話するスタイルを考えています。
たとえば、発表されるカレッジの特徴や運営での苦労したところ、これまでの企画や、これからの挑戦などをお話頂き、参加者同士で対話していくのも一つだと思います。

まち全体が会場です!
まち全体が会場です!

コミュニティカレッジ•バックステージでの分科会を1つずつご紹介いたします。

【会場A:2畳大学/情報ステーション@Noblesse Oblige】
コミュニティカレッジ•バックステージで分科会・会場Aは、Noblesse Obligeさんにご協力いただきます。Future Center機能を兼ね備えたCoworking Spaceです。
http://nbob.jp/
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担当してくださるのが、2畳大学さんと情報ステーションさんの2校です。

2畳大学さんは、空堀商店街(大阪市)の路地奥にある古い民家の、わずか2畳の1室を使ったおそらく世界一小さいキャンパスの大学です。しかし、大学は大学でもカリキュラムやシラバスは一切ありません。学校が企画するのではなく、生徒が自分たちで1から授業を作っていくのが特徴です。http://taikutsu.main.jp/2joe.php?catid=8
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情報ステーションさんは、地域密着型の図書館として家庭に眠っている本を寄贈いただき、図書館の運営をボランティアとすることで、誰もが無料で利用でき無理なく続けられるボランティアの場を作っています。また、図書館を中心としてイベントを開催し、地域住民同士の交流を活性させて地域全体の活性化を図ることを目的とされています。船橋みらい大学も運営されています。
http://funabashi.future-u.net/
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【会場B:土佐志民大学@ Gleeful Café
会場Bは、Gleefulcafe&bar さんにご協力頂きます。
ウラカシの中心となるような古着•アンティークのお店に併設されたカフェです。
https://www.facebook.com/gleefulcafe/image

担当してくださるのが、土佐志民大学さん!
「社会を変える市民の学び舎」をコンセプトに、四国・高知県の市民大学(Community College)です。
“社会を変える市民の学び舎”として、高知の社会的課題や地域性あふれる取り組みなどを学びあう場を展開しています。これまで8回の講義やWSを開催し、500名近くの市民が参加しています。2015年度は、「移住学」「死に方学」「地域起業学」の3講義を開催。
課題先進県である高知から社会、未来を変えるスタートアップをしていくということで、これまでの講義内容も興味深いものです。
http://shiminkaigi.org/tsu/
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5月21日の分科会では、「移住」をテーマとしたトークセッションを予定されているとのこと。

【会場C:交野おりひめ大学 @ YOL Cafe Frosch】
会場Cは、YOL Cafe Frosch さんにご協力頂きます。
「交流」と「発信」をコンセプトに、日替わりゲスト店長の店としている運営しているカフェレストラン。f1f516_c932fb1814cf44b18f5b29064c384f28

担当してくださるのが、交野おりひめ大学さんです。
「活動を楽しむ」×「社会貢献」をキーワードに、市民自らがまちの課題を見つけ解決しようと活動されています。
「森のあーと学科」「おさけ学科」など、地域資源をそのまま学科にするスタイルで現在8学科展開。市の人口の1%を超える800人が学生・サポーターとして登録されています。
http://orihime-univ.tumblr.com/katano_1080568

【会場D:柏の葉サイエンスエデュケーションラボ@ハックルベリーブックス】
会場Dは、ハックルベリーブックスさんにご協力いただきます。
子どもと子どもをとりまく生活・自然をテーマとした本と雑貨のセレクトショップです。
2階のイベントスペースでは本の原画展のほか、読み聞かせなどが開催されています。様々な団体にも活用され、地域の文化発信拠点となっています。
「軒先ブックマーケと本まっち柏」や「Oak Walk〜玉手箱スタンプラリー」などは、ハックルベリーブックスさんがこの地域にあるからこそ。
http://www.huckleberrybooks.jp/13239980_1222004867818441_5762337788823243567_n
柏の葉サイエンスエデュケーションラボさんは、東京大学柏キャンパスに在籍する大学院生を中心に、様々な大学の大学生や大学院生、近隣住民が協力し合い、科学を媒介とした柏の葉地域住民の交流活性化を目指して講演会やサイエンスカフェ、街まるごと科学館などの科学コミュニケーション活動を行なっています。
http://udcx.k.u-tokyo.ac.jp/KSEL/index.htmlDSC_2322 コミュニティカレッジバックステージは、コミュニティカレッジの運営者だけでなくても、興味関心のお持ちのどなたでもご参加頂けます。
せっかく柏で開催できるので、全国のコミュニティカレッジの方々とお会いできる機会です。柏近辺の方も、ぜひ、ご参加ください。
http://peatix.com/event/148291/view

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)