【速報】本日の千葉県議会 ー 茂呂剛議員(自民党)の一般質問 2025年12月4日午前2

千葉県議会をいち早くお伝えいたします。
※複数人体制でチェックしてはいますが、できるだけ早く、皆様に議会での議論をお届けしたいと文字起こしをしているため、誤字などもあります。ご容赦いただき、各自、ご確認ください。

 

本日(2025/12/4)午前2人目の代表質問は、自民党の茂呂剛議員でした。

質問項目

  1. 防災対策について
  2. 保育問題について
  3. スポーツ振興について
  4. 交通安全対策について
  5. 警察官の確保について
  6. 県庁における職場環境改善について
  7. 東葉高速鉄道について
  8. 道路問題について
  9. その他

 

議会質問・答弁の書き起こし全文


質問(第1回目)茂呂剛 議員


–茂呂剛 議員
皆さんこんにちは。
自由民主党、八千代市選出茂呂剛でございます。
今回、登壇の機会を与えていただきました先輩同僚議員の皆様に感謝申し上げ早速通告に従い、質問に入らさせていただきます。

初めに、防災対策について伺います。
近年、全国各地で大規模災害が頻発しています。県民の生命と暮らしを守るためには、災害が発生した直後から、他県や県内の救援部隊を有効に活用し、その活用活動が円滑に進む体制を整えておくことが重要です。
そのために救援部隊が集結後、迅速に活動開始ができる広域防災拠点の整備が欠かせません。
では公益防災拠点はどこに整備したらよいでしょうか?県内には幹線道路に位置し、道路の利用者の休憩機能に加え、情報提供などの役割を担ってきた道の駅が多種差別整備されており、立地が機能を生かして、広域防災拠点として活用できると考えます。

私の地元にございます。
道の駅八千代も普段は休憩や買い物などで多くの方々に利用されていますが、主要幹線道路に近い立地や十分な駐車スペースを備えていることから、県の公益防災拠点の一つとして指定されています。
このような特性特性を持つ道の駅は、災害時の救援部隊救援活動や、支援物資の集結集積拠点など活用が期待されるところです。

そこで2点お伺いさせていただきます。
1点目大規模災害時に警察消防、自衛隊などが救援活動をするための広域防災拠点の指定状況はどうか。
2つ目として、広域防災拠点として、道の駅をさらに活用すべきと思うがどうか。

次に、保育問題に関してどのように保育士を確保していくかという観点から伺います。
少子化が進む中にあっても、本県では、地域によっては待機児童が発生しており、保育士の確保は依然として重要な課題です。
昨年の児童児童福祉改正より、3歳から5歳児の配置基準が見直され、これまで以上に多くの保育士が必要となっています。さらに、今年度からこども誰でも通園制度が全国で実施されることで、保育士不足は一層深刻化することが懸念されます。
こうした状況を踏まえ、今年10月から全全都道府県に保育士保育所支援センターの設置が義務づけられ、広報やマッチング支援を通じ、保育士確保を強化することが求められています。千葉県においては既にセンターが設置されていますが、その取り組みが十分に実施されているのか気になるところです。

そこでお伺いいたします。
千葉保育士保育所支援センターにおける取り組み状況はどうか。

この千葉保育士保育所支援センターでは、就職相談会を年に2回開催しています。社会福祉法人などが運営する民間の保育所は公立の保育所以上に保育士の確保に大変な苦労をしており、その相談会は、園の特徴や仕事の内容、参加者に知ってもらう重要な機会となっています。
ところが、相談会に出展する施設の施設の枠には限りがあるため、抽選によって貴重な採用活動の機会を失ってしまう施設も少なくありません。より多くの施設が参加できるように改善すべきと考えます。

そこでお伺いいたします。
保育士確保に向けた就職相談会相談会を充実すべきとの考えるがどうか。

保育士の確保に関して、地域限定保育士という制度があります。児童福祉法の改正により、これまで国家戦略特区に限定された。地域限定保育士の制度が一般化され、都道府県単位で試験の実施が可能となります。
この制度において、実技講習の終了により、2次試験の実技試験を免除することができるため、例えばピアノの演奏が苦手な方にとってなど試験の難易度が下がります。実施はAgeAge実施は試験を受験しない場合でも、保育現場の中で向上することができ、また保育士同士で助け合うことで、保育の質は十分担保できますので、この制度は、保育士の確保に大きな有効な制度であると私は思います。

そこでお伺いします。
本県も今後、地域限定保育士試験を実施してはどうか。

次に、スポーツ振興について伺います。
私は千葉県体操協会の副会長を務めていますが、今年も千葉県ゆかりの体操選手が活躍したことに大きな喜びを感じています。
10月にインドネシアで行われた世界選手権では、パリオリンピックで金メダルを獲得した橋本大輝選手や個人総合で見事3連覇その橋本選手と同じくパリオリンピックで金メダルを獲得した谷川航選手はともに国民スポーツ大会に出場し、体操競技の上位入賞に貢献いたしました。
こうしたトップ選手の活躍は、体操だけに限ったことではありません。パリオリンピックのスポーツクライミングで金メダルを獲得した私の地元八千代市出身の安楽空斗選手が今年の世界選手権で初優勝しました。こうしたトップアスリートの活躍は、同じ競技に取り組む。
子供たちだけでなく、目標に向かって毎日ひたむきに努力し、それを実現する姿を通して、多くの人に希望を与えてくれるものだと思います。こうした活躍は選手個人の努力の賜物であることももちろんですが、そこに至るまでに、多くの指導者の貢献に支えられ、このことも忘れてはなりません。
しかしながら、様々な競技において高齢化などにより、今後は指導者が不足する状況状況も起きかねない。状況だと聞いております。このため、県として、選手個人への支援だけでなく、各競技の指導者の育成に規制にも取り組んでいく必要があると考えます。

そこで伺いします。
トップアスリートの輩出に向けた指導者養成の状況はどうか。

次に、交通安全対策のうち、
まず、飲酒運転の根絶について伺います。飲酒運転に対しては、県としてその根絶を交通安全運動の際中、最終最重点活動を抱え、県民総ぐるみで取り組みを推進しているところです。
こうした取り組みにより、本県の飲酒運転その運転、飲酒運転による交通事故件数は10月末時点で71件、前年同期比較してマイナス38件と大幅に減少しています。しかしながら、飲酒運転は一見たりとも看過することのできない悪質な犯罪犯罪行為であり、根絶に至るまで、対策の手を緩める緩めるわけにはいきません。
飲酒運転の根絶に向けては、警察による取り締まりが重要であることをもちろんですが、これに加え、悪質性や危険性などを周知徹底し、社会全体の機運を高めることで、未然に復興することも重要であると考えます。

そこでお伺いいたします。
飲酒運転を根絶するためには、飲酒運転を未然に防止するための取り組みも重要であると考えるが、県警の認識と取り組みはどうか。

交通安全対策の二つ目として、自転車の交通安全について伺います。
今年の10月、私の地元八千代市において、誠に痛ましい自転車事故が発生いたしました。
県道脇の歩道を走行していた小学生が対向してきた自転車とすれ違う際にバランスを崩し、車道転倒直後に大型トラックにはねられ、尊い命が奪われました。まずは、亡くなられたお子様の冥福をお祈り申し上げるとともに、ご遺族の皆様に心よりお悔やみを申し上げます。
この事件、この事故は現状から見ても、たとえヘルメットを着用していても、命を守ることが極めて難しかったと考えられる事案であります。
しかし、いずれにせよ、自転車の乗車時に乗車時のヘルメット着用が、命を守る有効な手段であることには疑いはありません。
9月に警視庁が発表したヘルメット調査によると、本県の着用率は全国平均21.2%のところ、7.9%であり、前年度から若干増加したものの、全国ワースト4位全国平均と比較しても依然として低い状況です。県警の令和6年度中の事故状況によると、県内における自転車の交通事故で亡くなられた方の約6割が頭部に致命傷を負っており、ヘルメットを着用していない場合の死亡重傷率は、ヘルメットヘルメットを着用している場合の1.6倍にもなるとのことです。
県では、チラシやリーフレットなどによる広報啓発や、中学生や高校生を対象としたスタンド万による交通事故の再現を取り入れた、つけどストレートこれによる自転車交通安全運転の実施など、様々な取り組みを行っていますが、ヘルメット着用率の大幅な向上に至っておりません。
そこで、ヘルメットの着用が当たり前になるような意識変容に取り組んでいく。必要があるのではないでしょうか?

そこでお伺いいたします。
自転車ヘルメット着用が当たり前になるよう、県はどのように取り組んでいくのか。

次に、交通安全対策を進めていく上上でも重要な警察官の確保について伺います。
社会全体で少子高齢化などにより、人材の確保が困難となる中、先日の報道によると、千葉県千葉県警察においても、警察官の採用情勢が極めて厳しい状況にあるとされておりました。
このため、県警においては、人材確保取り組みとして17年ぶりに3回目の採用試験を実施するなど、人材の確保の取り組みを一層強化しているものと伺っています。しかしながら、昨年度の採用試験において、最終的に合格した者のうち半数以上が辞退しており、辞退率についても、警視庁や近隣の県警と比べても高く、年々上昇上昇する傾向にあるととのことでございます。
せっかく採用試験を増やしたのですから合格者が辞退しないようにするための取り組みも非常に重要だと考えます。

そこでお伺いいたします。
警察官採用試験後の合格者の辞退防止に向けた取り組み状況はどうか。

次に、県職員の職場環境の改善について伺います。
人材確保は警察検察官だけでなく、一般の県職員においても、大きな課題です。昨年9月の我が党の代表質問において、執行部からここで働きたい。働き続けたいと思われる県庁を築いていくとの答弁がありました。
民間企業との人材獲得競争が続く中、職員に選ばれる食職場となるためには、執務室だけでなく、休憩スペースやトイレなど日常に使用する環境の整備が重要です。
今回はその中でも職員の職員、来庁者が毎日利用する。県庁舎のトイレについて申し上げます。

議会等を含め、県庁舎内には依然として和式トイレが多く、来庁者からは足が不自由で利用しづらいとの声も寄せられております。
県民の皆様、そして職員にとって使いやすい環境を整えるにも、県庁舎のトイレの洋式化を早急に進めるべきではないでしょうか?

そこでお伺いします。
県庁舎におけるトイレの洋式化についてどのように取り組んでいくのか。

次に、私の地元、八千代市の重要インフラである東葉高速について伺います。
東葉高速鉄道については毎年質問毎回質問させていただいておりますが、多くの方が通勤や通学に利用しており、地域にとって欠かすことのできない足と成っていますので、改めて取り上げたいと思います。
東葉高速鉄道の1日の平均利用者は令和元年度には約15万人以上となっていましたが、新型コロナウイルスの影響により、令和2年度には約12万人まで減りました。
その後、コロナの5類移行などもあり、令和6年度においては、利用者がコロナ前の水準に回復し、当期純利益は33億6000万円と過去最高となりました。
しかしながら、依然として多額の長期債務を抱え、毎年支払う。利払い償還金、経営を圧迫していることから、経営上の課題となっています。こうした状況を踏まえ、国や県八千代市船橋などで構成される。東葉高速自立支援委員会では、毎年度、長期収支推計のローリングを行い、会社の経営状況や経営の見通しを分析しています。
今年は11月6日に自立支援委員会が開催されたと伺っております。結果はどうだったのか。また、県ではその結果を踏まえ、どのように考え、考えているのかを確認したいと思います。

そこでお伺いします。
東葉高速鉄道の長期収支推計のローリング結果について、県の認識はどうか。

最後に、地元の道路問題について伺います。
県道船橋委員在線の矢中に施工入口交差点では、朝夕の通勤通学自体を時間帯を中心に鉄車両による渋滞が発生しています。円滑な交通や歩行者の安全など観点から、地域にとって対策が急務でございます。
交差点の改良には、並行する石上側の整備が必要ととのことで、八千代市、八千代市道を切り回しながら、河川工事が進められています。しかしながら、入札不調により工事の完成が遅れるくれているようで、地域の方々からも一体いつ交差点が完成し、渋滞が解消されるのか心配する声を聞いております。

そこでお伺いいたします。
県道船橋委員在線八千代西港入口交差点改良の進捗状況はどうか。

以上で壇上からの1回目の質問とさせていただきます。ありがとうございます。


答弁(第1回目)


–議長
茂呂剛くんの質問に対する当局の答弁を求めます。知事熊谷俊人君

–熊谷俊人 知事
自民党の茂呂剛議員のご質問にお答えをいたします。

まずスポーツ振興についてお答えをいたします。
トップアスリート輩出に向けた指導者養成についてのご質問ですが世界で活躍するトップアスリートを輩出をするためには、選手やチームに対し、それぞれの技術に合わせた練習メニューの構築や、競技力向上のための的確なアドバイス等ができる優れた指導者の養成が必要です。
そのため県では指導者の資質の向上を図るため、競技団体から推薦を受けた若手指導者を対象とした指導理論等の研修会の開催県代表選手を指導するコーチ等を対象とした中央競技団体が開催する最新の技術戦術等に関する講習会への参加や、全国レベルの大会視察への支援各競技団体が開催する指導者向け研修会への助成などを行っています。
今後も世界で活躍するトップアスリートの輩出に向けて、継続した指導体制を確立できるよう、競技団体と連携して指導者の養成に努めてまいります。

次に交通安全対策についてお答えをいたします。
自転車ヘルメット着用に関するご質問ですが、自転車は年齢に関わらず、買い物や通学などの日常生活における身近な乗り物であり、自転車利用時のヘルメット着用は万が一の事故の際に頭部を保護し、命を守るために大変重要です。
そのため県ではヘルメット購入費補助に加え、今年度新たに全市町村において、着用率調査と合わせた街頭啓発を実施するとともに、高い発信力のある著名人を自転車ヘルメット着用PR大使に任命をし、SNS等を通じた集中的な広報啓発の他、PR大使は県立高校に出向いて直接高校生にヘルメット着用の重要性について呼びかける交通安全教室を行うこととしております。
さらに先月日頃からヘルメットを着用している中高生や社会人等が実際に千葉市内を走行し、その姿を県民に見ていただくことで、ヘルメット着用を促す県民参加型の啓発を行ったところです。
引き続き県警県教育委員会、市町村、関係団体等と連携して、効果的な啓発に努め、自転車ヘルメット着用の習慣化に向けて、県民の意識向上を図ってまいります。

私からは以上でございます。
他の質問につきましては担当部局長からお答えをいたします。

–議長
防災危機管理部長青柳徹君

–青柳徹 防災危機管理部長
まず広域防災拠点の指定状況に関するご質問ですが、
広域防災拠点は、大規模かつ広域的な災害が発生した際に、自衛隊などの救援部隊が集結し、救援物資の中継や活動展開を行うための基盤となる施設であり、県では、発災直後から速やかに救援活動を開始できるよう、対象施設を事前に指定しています。
対象施設は、地理的条件や施設規模、交通アクセスなどを踏まえて選定を行い、公園運動場、道の駅などの公共施設を中心に現在35ヶ所を広域防災拠点として指定しています。

次に、道の駅の広域防災拠点としての活用に関するご質問ですが、
道の駅は、立地や設備の観点から、その多くが市町村の防災拠点となっている他、能登半島地震でも道路啓開やインフラ復旧に携わる事業者の活動拠点や臨時医療施設として活用されるなど、災害対応において重要な役割を果たしています。
県では、幹線道路沿いで車両の終結や人員の受け入れに適した環境を整える。備える道の駅や地を含む4ヶ所の道の駅を広域防災拠点として指定しており、災害時に円滑に活用できるよう、施設の立地や設備に関する情報を市町村や関係機関と共有しているところです。
今後も、災害時における様々な道の駅の活用事例を市町村と共有する他、地域の意向も踏まえながら、広域防災拠点としての指定を進めるなど、道の駅の更なる活用が図られるよう取り組んでまいります。

以上でございます。

–議長
健康福祉部長岡田慎太郎君

–岡田慎太郎 健康福祉部長
一番保育士保育所支援センターについてのご質問ですが
県では、保育士の再就職や保育施設の採用活動を支援するため、平成25年度から千葉保育士保育所支援センターを設置し、求人求職のマッチングや合同の就職相談会等を実施しています。
昨年度センターの紹介により就職に至った件数は48件と、ほぼ例年と同じ状況にある状況であり、保育施設における人材の確保の強化が必要であったことから、今年度はセンターに新たに保育士キャリアアドバイザーを配置し、先代保育士に対する再就職先の紹介や保育所見学への同行など、センターの伴走支援機能を強化しています。
引き続き指定保育士養成施設やハローワーク等とも連携して、保育所の再就職や保育施設の採用活動の支援に取り組んでまいります。

次に、保育の就職相談会についてのご質問ですが、
千葉保育士保育所支援センターが実施する就職相談会は、様々な事業所の運営方針や職場環境について、求職者が事業者に直接確認できる場であるとともに、事業者が自らの特徴や魅力を求職者に紹介できる貴重な場になっています。
本年7月に幕張メッセで実施した福祉と保育の就職相談会には、福祉保育合わせて求人を行う100団体と求職者282名が参加し、9月に船橋市内で実施した保育の仕事仕事就職相談会には、求人を行う23団体と求職者70名、70名が参加しました。
相談会に参加を希望する団体は増加傾向にあり、ここ2年は参加できない団体が出ていることから、今後開催規模の拡大など多くの団体のが参加できる方法について検討するとともに、求職者の参加を増やすため、引き続き保育士養成施設や市町村等と連携して周知するなど、就職相談会の充実に努めてまいります。

最後に、地域限定保育士試験についてのご質問ですが、
地域限定保育士は、保育士登録後3年間は試験に合格した地域でのみ保育士資格が有効となり、当該地域外で勤務するには最低1年間は当該地域内で保育士として従事する必要があることから、地域における保育士確保に効果があると考えています。
また、筆記試験の合格後に実施される実技試験を講習の受講に変えることができるため、幅広い人材の確保に繋がるとともに、保育士を目指す人にとって、資格取得のための選択肢が広がるという利点もあります。
さらに県内市町村や保育関係団体からも、地域限定保育士試験の実施の要望があることから、県としては、近隣自治体の動向も注視しながら、しっかりと検討してまいります。

以上でございます。

–議長
警察本部長青山彩子君

–青山彩子 警察本部長
私からはまず、交通安全についてお答えいたします。
飲酒運転の根絶に向けた県警の認識と取り組みに関するご質問ですが、
県内の令和6年中の飲酒運転による交通死亡事故率は、飲酒がない場合と比べて4倍近く高くなっており、重大事故を引き起こす極めて悪質危険な犯罪行為であることから、その危険性等を周知し、未然防止を図ることは重要であると考えております。
県警では、飲酒検問や邀撃捜査等の取り締まり活動に加え、県警公式SNSや飲酒運転受刑者の手記、動画等の媒体を活用した広報啓発活動飲酒運転疑似体験ゴーグル等を活用した参加体験型の交通安全教育飲酒運転根絶協議会と連携した各種取り組み等を通じて、飲酒運転の危険性の周知と未然防止を図っているところです。
引き続き、県を初めとした関係機関、団体等と連携しながら、飲酒運転の根絶に向けた取り組みを推進してまいります。

次に、警察官採用試験合格者の辞退防止に向けた取り組みに関するご質問ですが、
県警では、合格者に対する辞退防止に向けた具体的な取り組みとして、保護者も参加可能な相談会の開催警察学校における入校前説明会の開催合格者専用メールマガジンの配信を実施するなど、採用に向けた不安や疑問点の解消に努めている他、私からも合格した皆さんへお手紙をお送りし、県警で働くやりがいや魅力をお伝えするなど、辞退防止活動を行っております。

以上でございます。

–議長
総務部長前田敏也君

–前田敏也 総務部長
県庁舎におけるトイレの洋式化についてお答えいたします。
現在県庁舎には本庁舎中庁舎議会と南庁舎合わせて302基のトイレがございますが、昨年度末時点で全体の約48%にあたる145基が洋式のトイレとなっております。
トイレの洋式化を進めるにあたっては、まずは来庁者や女性職員の多いフロアを優先して取り組んでいるところであり、昨年度は10基を改修し、今年度はさらに20基の改修を予定しているところです。引き続き、来庁者の方々が県庁にお越しになられた際に、快適にお過ごしいただけるよう配慮していくとともに、職員の働きやすい職場環境作りの一環として、県庁舎における洋式トイレの設置を進めてまいります。

以上でございます。

総合企画部長三上晃くん東葉高速鉄道の長期収支推計についてのご質問ですが、
令和6年度決算を踏まえたローリング結果では、昨年度の推計と比較し、運輸収入は増加するものの、物価高騰や金利の上昇により、設備投資や元利償還金が増加することなどから、収支見通しは悪化する傾向にあり、将来的に資金不足に陥る可能性が改めて確認されたところです。
こうした状況に加え、東葉高速鉄道は、2100億円を超える長期債務を抱えており、さらに金利が上昇傾向にあることなどから県としては、同社の経営状況は依然として厳しいものと認識しています。このため、国、沿線市会社等で構成する自立支援委員会において、会社の経営状況等を検証していくとともに、早期に資金ショートの可能性があると見込まれて見込まれた場合に、速やかに支援策の実施に移行できるよう、支援のあり方についても協議を行ってまいります。
以上でございます。

–議長
県土整備部長四童子隆君

–四童子隆 県土整備部長
県道船橋委員在線八千代西高校入口の交差点改良についてのご質問ですが、
当該交差点については、交通の円滑化と歩行者の安全を確保するため、交差点改良を実施しており、近接する石上側の河川事業と調整を図りながら事業を進めているところです。
現在、右折レーン設置や歩道整備工事に先立ち、石上側のか道整備に伴う八千代市道吉橋1号線の橋梁架け替えや占用物の移設工事を実施しているところです。引き続き、地元の皆様のご理解とご協力をいただきながら事業を推進してまいります。

以上でございます。

–議長
茂呂剛君。


質問・要望(第2回目)茂呂剛 議員


–茂呂剛 議員
はい。知事初め執行部の皆様、ご答弁ありがとうございました。
それでは要望および仁田2回目の質問に移りたいと思います。

まず、防災対策について要望です。
道の駅や町は防災道の駅として選定されており、現在、国において国道16号からのアクセスを強化する道路整備が進められています。
一方、周辺には、八千代市が避難所に指定する県立八千代総合運動公園があり、道の駅と新川沿いで隣接しています。災害時には道の駅へ車で避難してくる方が増えることも想定されるため、救援部隊が円滑に活用できるよう、道の駅と運動公園とのアクセス向上など両者の連携強化が必要であると考えます。
今後も国県市の連携がさらに強化、そして、具体的には道の駅と運動公園を連結できる道路整備などに取り組むよう要望させていただきます。

次に、保育問題についてです。まず、保育士確保についての要望を申し上げます。
現在保育士不足が慢性化しており、現場の施設からは保育士の確保が非常に困難であるとの説切実な声が寄せられています。

実際には、保育士を採用する際に、人材派遣会社の紹介に頼らざるを得ない状況が続いており、その際、常勤職員1人当たり約平均で約80万円もの紹介手数料が発生すると言われており、これはこれがですね、施設運営にとって極めて大きな負担であり、経営を圧迫する要因となっています。
こうした状況の現場の状況助成を県としてもしっかりと受け止めていただき、千葉保育士保育所支援センターの更なる周知徹底、マッチング機能を初めとした機能強化に積極的に取り組んでいただきたいと思います。
また、今後は県としても地域限定保育士の試験を実施するとともに、保育所を将来の職業として志す子供が増えるよう、職場体験など、中高生が保育所等で乳幼児と触れ合う機会など機会作りについても検討していただくよう要望させていただきます。

次に再質問とさせていただきます。
保育士確保する上では、働く環境が重要ですが、今年10月に児童福祉法に改正があり、保育所等において、職員による虐待を発見した者の通報義務がされましたけ義務化されました。
保育施設では、子供の安全安心の確保を最優先によりよい保育を目指して真面目に取り組んでおります。
しかしながら、保育所における不適切な事案の報道が後を絶たないのも事実であり、今回の義務化により、社会全体で虐待防止の意識向上を図り、虐待行為の未然防止や早期発見を対応に対応によりこうした状況が一層改善されるものを期待させていただいております。
また、保育士にとっても、現場でどのような対応が求められるかが気になるところです。

そこでお伺いさせていただきます。
保育所等で虐待通報の義務化を踏まえ、どのように対応するのか。

次に、スポーツ振興についての要望とさせていただきます。ご答弁ありました。
今後もトップアスリートを生み出していくためには、継続した。指導体制を確立することが不可欠です。スポーツ王国千葉としての伝統を将来にも引き継いでいくため、各競技団体とよく意見交換をしながら、今後も指導者育成にしっかりと取り組んでいただくよう要望させていただきます。

次に、交通安全対策について要望です。
飲酒運転の根絶についてです。飲酒運転の根絶は県民全員の願いであり、必ず達成しなければなりません。
県警において引き続き、全力を挙げ、取り組んでいただくようお願いいたします。
飲酒運転を根絶するためには取り締まりを初めとした警察力が必要不可欠ですので、経験豊富な警察官OBを積極的に採用して交通部門円配置するなど、交通警察部門の体制強化にも取り組んでいただくよう、要望させていただきます。

自転車交通自転車交通安全についてです。
自転車のヘルメット着用については、啓発より意識向上を図るとの答弁がありましたが、免許不要で手軽に乗れる自転車は着用を習慣させるのは容易ではありません。
啓発だけでなく、より踏み込んだ取り組みが必要だと考えます。

特に、自転車に乗り始める子供の頃から習慣付けることが効果的です。
例えば思い切って小学1年生や中学1年生にヘルメットを配布するなど、政策も検討するべきではないでしょうか?予算面も制約があれば現在、購入補助を小学生等に重点的にするなど、方法があるはずだと思います。
いずれにせよ、着用率向上には工夫を凝らした実効性ある取り組みが不可欠であり、ぜひ積極的な検討をお願いしたいと思います。

次に、警察官の会確保については、再質問いたします。
先ほど粟屋真帆県警本部長による答弁で、本部長自らが内定者へのお手紙を出すなど、時代時代に応じた創意工夫して辞退防止に取り組んでいることがわかりました。
こうした。県警の取り組みの成果をぜひとも期待しているところですが、もしもこのまま厳しい採用情勢が続いてしまえば、将来的に県警の体制の維持が難しくなり、治安維持に影響が生じかねないことが心配です。

そこで再質問させていただきます。
厳しい採用情勢の中で、県警の体制作り体制をどのように維持していくのか。

次に県庁における職場環境改善についての要望です。
今年度中に20基の洋式トイレに改修するとのことですので、これでようやく半分以上が洋式トイレとなります。
今若い世代の家庭では洋式トイレが普通だと思います。
聞くところによると、県立高校のトイレを見て、私立高校に希望を変更する生徒もいるそうです。

これから県庁にもそうした世代が多くなってきます。
人材の確保していく。より良い仕事を続け続けていただけれもせ計画的に整備を進めていただきたいと思います。

次に東葉高速鉄道についての要望です。
依然として厳しい経営状況にあることは理解しました。
会社の経営を安定させ、地域の住民が安心して利用できるようにすることが何よりも重要だと考えますので、県には引き続き経営改善に向けた支援をお願いします。
また、過去最高益となる一方で、金利も上昇しておりますので、例えば利払いの負担の軽減に繋がる繰上償還を行うことや、運輸収入の増加を図る取り組みとして、特に利用者が多い八千代緑が丘駅からの始発列車を作る。利便性を高めるなど、会社による経営改善池田方策など検討していただくよう要望させていただきます。最後に、道路問題についての要望です。県道船橋委員財政の家賃を西港入口の交差点改良は、渋滞対策とだけとしてだけでなく、歩行者自転車の安全のための空間の確保という意味でも大変重要です。
歩行者自転車の痛ましい事故が起きない、発生することのないようにするためにも、早期に整備を進めていただくよう要望させていただきます。

以上で2回目の質問と要望とさせていただきます。


答弁(第2回目)


–議長
健康福祉部長岡田慎太郎君

–岡田慎太郎 健康福祉部長
保育所等での虐待通報の義務化に関するご質問ですが、本年10月からの児童福祉法等の改正を受け県では9月に市町村向けの説明会を行い、国のガイドラインで新たに明確化された虐待の事実確認における判断基準や県との役割分担について認識の共有を図ったところです。
また保育所等に対してガイドラインを活用し、虐待の未然防止に向けた意識向上を図るよう働きかけるとともに、県ホームページに、県や市町村の通報窓口を掲載しており、こうした取り組みを通じて、子供や保護者が安心して保育所等を利用できる環境作りを進めてまいります。以上でございます。

–議長
警察本部長青山彩子君

–青山彩子 警察本部長
県警の体制維持に関するご質問ですが、
その時々の治安情勢に応じて優先度や重要度を考慮した人員シフトを行うなど、柔軟な人事配置の他、会計年度任用職員や再任用職員の活用などにより、体制維持を図り、治安維持に万全を期してまいります。

以上でございます。

–議長
茂呂剛君。


要望(第3回目)茂呂剛 議員


–茂呂剛 議員
はい。再質問答弁ありがとうございました。
最後に何点か要望させていただきます。

まず、保育所の虐待通報の義務化についての要望です。
虐待や不適切保育は、問題を起こす保育士個人の資質を何とかすればいいというような単純な話ではございません。
職場全体として、ひいては保育業界全体として、せっかく保育士になった人たちが、やりがいを持って働き続けたい。風通しのよい。ゆとりある環境を整えていくことが、虐待や不適切保育の防止に繋がると考えます。県においても、国への要望も含め、保育環境の改善に一層取り組んでいただくよう要望させていただきます。

最後に、警察官の解放確保について要望させていただきます。
治安課題が複雑多様化する中、警察官の確保には大変なご苦労があると思います。現在現在の法律では難しいかもしれませんが、例えば今後例えば、警察業務を積極的に民間アウトソーシングするなど、今までにない大胆な発生により、警察官には警察官にしかできない治安維持など、業務に尽力できるような体制を維持する方法も検討していく必要があるのではないかと思います。
そのためには我々議員としても皆さんと一緒に汗をかいていくつもりでいます。おりますので、引き続き人材確保体制維持に向けた意見交換をしていきたいと思いますので、お願いいたします。

以上で私の一般質問を終わりにさせていただきます。
ご清聴ありがとうございました。