まちなか子育て交流施設「とやまこどもプラザ」(こども図書館•子育て支援センター)と「とやま駅南図書館」を訪問しました。
こども図書館には、赤ちゃんの絵本から育児書、児童書、まんがといった本が揃えられている他、おはなし会のための部屋や体を動かして遊べるゲームコーナー、そしていたる所に座る場所もあり、子どもたちや子育て世代の居場所でもあります。
子育て支援センターには、乳幼児とその親やこれから親になろうとする方々が気軽に集い、交流し、子育ての悩みの相談や情報が得られる場所です。
こども広場、子育て相談、ことばの発達支援室が設置され、買い物がてら子どもを遊ばせることもできます。
ファミリー•サポート•センター事業もあり、子育ての手伝いを頼むこともできます。
向かいには、とやま駅南図書館「ぶらり」も設置されています。
この施設が入っているCiCはテナント減少による経営難に陥り、2002年に運営管理者の富山駅前開発が経営破綻し、民事再生法の適用を受けて再生を進めています。
駅前のビルに、こんなに立派な行政施設があるのは、富山駅前を空きビルのままにしておくわけにはいかないという事情もあると推測されます。
この下の階は、ワンフロアを借り切る形でとやま市民交流館を設置されていました。
空きビルになってから、経営破綻してから、市が支援を踏み出すよりも、その前に商業施設に行政施設を設置するほうが、相乗効果が期待できたではないかと思います。先に手を打つほうが効果が高いはずですが、その決定ができるかどうか。
富山市には、柏市議会教育民生委員会の視察で、富山型デーサービスについて視察したのですが、そちらはあらためてご報告いたします。