12月13日に開かれた千葉県議会・健康福祉常任委員会での議論が長引き、予備日である12月15日(金)午前10時から開催となり、病院局の諸般の報告・その他に対する質問が行われるとのことです。
病院については、千葉県議会令和5年12月定例会にて、2023/11/30午後、三沢智議員が登壇し、一般質問されています。
そのやりとりを、こちらで共有いたします。
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三沢智君 自由民主党館山市部選出の三沢でございます。登壇の機会を与えていただいた会派の先輩同僚の皆様に、心より感謝を申し上げます。それでは、通告に従い、質問をさせていただきます。
初めに、病院局の清掃の入札について質問いたします。令和5年度の9月の入札において、病院局の大きな5病院の入札が行われました。総合評価方式が本格的に採用されたのが、令和3年度からと聞いています。
コロナ禍もあり衛生面に配慮した入札方法であり、5病院まとめれば安くなるとのことでしたが、提出書類を見ていただければおわかりの通り、実際には今まで同じ会社が清掃していた4病院は約20%アップ、佐原病院においては2倍になっています。
しかも事前に参考見積もりを各社から提出いただいたのことですが、このような状況が、入札前から予測できたはずです。病院局では、令和6年度収益収支予測において、20億4400万円の赤字が見込まれていますが、少しでも赤字を減らそうと思うのが普通だと思います。
5病院まとめての一括入札となると、3年後の入札で、他の企業が200人ぐらいの作業人員を確保できるのか疑問が残ります。そこで質問します。県立病院の清掃業務委託を一括入札としてした理由は何か。そして、競合総合評価方式の導入や一括入札により、落札価格が上がっているが、どう認識しているか。
地元企業の育成について、病院局としてどう考えているのか。
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病院局長山崎晋一朗君 私からは清掃の入札についての3問にお答えいたします。まず、県立病院の清掃業務を一括入札とした理由についてのご質問ですが、清掃業務委託については、令和3年度に策定した千葉県立病院改革プランに基づき、令和5年9月に県立呉病院を一括して入札を施行したところです。
これは各病院で個別に実施していた清掃業務について、質の高い水準で統一するとともに、発注規模の拡大による価格低減を目的として実施したものでございます。
次に、総合評価方式等による落札価格の上昇についてのご質問ですが、清掃業務委託については価格だけでなく、技術面も評価する総合評価方式を導入するとともに、受注規模の拡大による価格低減を目指して一括入札を実施したところですが、結果として各病院における前回の契約よりも落札価格が上昇しております。
価格上昇の要因としては、総合評価方式により高い清掃の質を確保したことに加え、清掃業務委託が原則3ヶ年にわたる長期契約であり、前回の契約からこれまでの間に材料費や人件費が高騰したことなどの影響も大きいと考えております。
次に地元企業の育成についてのご質問ですが、地元企業の育成については、地元における雇用の創出や、地域の活性化などに繋がることから、県にとって重要であると考えております。一方、感染症防止などの医療安全や衛生環境の確保などの観点から、病院の清掃については、質を確保することが非常に重要であり、県立病院では総合評価方式による一括入札を実施したところです。引き続き清掃の高い質を維持しながら、価格の低減に努めてまいります。以上でございます。
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三沢智君 それでは何点か再質問と要望をさせていただきます。
初めに病院局の清掃の入札について、再質問します。清掃業務委託について、価格だけでなく、技術面も評価する総合評価方式を導入するとともに、受注規模の拡大により価格低減を目指して一括入札を実施したとのご答弁がありましたが、地元企業を含め、より多くの事業者が入札に参加できる競争性、方法を確保していくことが重要と考えます。
そこで質問します。入札の競争性をどのように担保していくのか。
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病院局長 山崎晋一朗君 入札の競争性の担保についてのご質問ですが、質を担保し、価格の低減を図るためには、ご指摘のように多くの事業者が入札に参加し、競争性が保たれることが重要と考えております。
このため、今回の入札では、受注者が履行に向けて十分な準備期間を確保できるよう発注時期を前倒ししたところです。今後は必要な技術水準について、事業者にさらに丁寧な説明を行うなど、より多くの事業者が参加できるよう検討してまいります。
商工労働部長野村宗作はい。海水浴客の安全確保に向けた水城ドバイ利用者の方への啓発等の関するご質問ですけれども、これまでは市町村のホームページやSNS等を活用して、法令遵守の周知やマナー啓発などを行ってまいりましたけれども、今年度は水オートバイ等を楽しむ方々が、日頃利用されているマリーナやマリンショップなどにもご協力いただきまして、啓発用のチラシを配布しながら利用者の方にルールやマナーを守っていただくよう呼びかけを行っているところでございます。
以上でございます。
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三沢智君
それでは要望させていただきます。病院局の清掃の入佐について、清掃の質と価格の低減を求めるということですが、それを考慮しても、提出の書類でわかるように、10億6221万4524円の新契約で、差額が2億3201万8492円。
前回の総合評価に入手入札方式をと合わせれば、おそらく4億から5億の差額が出ている。と予想できるのは、佐原病院の入札現行契約は一般入札と聞いています。かつては、各病院の近くの地元企業が地元の清掃員に作業をしていただいたと思います。
こうして5病院をまとめて総合評価方式で発注し、しまうと、次回の入札において、地元業者が参入が難しい。人材の確保人材の確保と、資金面、資金面、やはり先払いのあれが出てくると思います。大きくなれば大きくなるほど、人員の先払いが出てきます。
その問題が出てきます。地元雇用創出や地域の活性化ほは、県内事業者の活性化など、県内事業者の保護や育成も重要だと考えます。もう一度、5病院まとめてではなく、各病院に分ける。入札方法の検討を強く要望します。
我々県議会議員は、県民の負託を受けて、登壇しています。正々堂々、良いことは認め、間違いがあれば指摘しなければいけないと思っています。
しかも入札で一番高い会社に入札する、お願いするということはどういうことか理解ができません。
以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。