PTAのこれからー息子の学校でもPTA改革・適正化

小学校のPTA活動のオンライン説明会に参加しました。
東京都小学校PTA協議会の日本PTA全国協議会退会などについて、最近でも報道されています。
https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20220709-OYT1T50164/

息子の学校でも、PTA改革・適正化に取り組んでいます。
従来のスタイルに親しんできた方々とも、しっかり話し合っていくことが必要です。今日の説明会は、第一歩だと思います。

もともと、息子の学校でもPTAは任意参加ではありましたが、今年度からは、4月最初の懇談会で「委員決め」や「一日お手伝いの割振り」を実施していません。
定例会議に出れなくても、運動会や持久走、ベルマーク収集、安全ボランティア など、それぞれの行事で参加できるようになりました。

かなり大きな変化です。

一方で、「そんなやり方で運営できるのか?」といった批判の声も多く寄せられます。
たしかに、現状の進め方の課題もあるとは思います。

ただ、実情を考えると、学校行事運営のために、義務的に、保護者や教員の時間や労務を負担させるPTAのあり方を見直す時期にはきています。
学校行事そのものも削減されてきています。
一つの学校のPTAの問題ではなく、大きな流れとして、向き合っていかなければならないテーマではあります。

今年度から、私もPTA役員になりました。
※4月のPTA総会で役員に選出された当日から、PTAの改革についての批判のメッセージを頂戴しました。
昨年度の話し合いに私は参加しておらず、改革を推進してこられた役員も交代し、経緯や実情はわからいながら、ここ3ヶ月は模索しながら参加してきました。
保護者への連絡手段の変更やデジタル化も急激に進んでいます。
一気に、いろんな改革が打ち出され、周知されていないようにも感じています。

PTAの改革は、社会の流れでもあります。
子どもたちの教育環境を整えていくため、保護者の一人としてできることに取り組んでいきます。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)