フレデリック・ワイズマン監督の『ボストン市庁舎』を、キネマ旬報シアターで観ました。
今月、ミシェル・ウー氏が市長に当選。ボストン市史上初の女性、有色人種の市長誕生し、ボストン市が話題になりました。
「人々がともに幸せに暮らしてゆくため」の市役所を。
人種問題、ジェンダー、格差、あらゆる場面で「公正さ」が示されていました。
現状の制度では難しい状況でも、「私たちは市民を助けたい」という姿勢は見せているところから、多くを学びました。
ボストン市長が、何度か発言してきた「分断しない社会」について、強く印象に残っています。
素敵なドキュメンタリーです。
公営住宅、地域コミュニティの取り組み、再開発、気候変動の取り組みなど、この映画からインスピレーションを得られました。
今後に活かしてまいります。