柏市職員の懲戒処分について

柏市職員の懲戒処分について、柏市より情報提供がありましたので、共有いたします。

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以下のとおり,職員に対する処分を行いましたので,お知らせいたします。

1 事件の概要
市民生活部沼南支所の主査(50歳男性)は,次に掲げる極めて遺憾な行為を繰り 返しました。
(1) 2か月以上の長期にわたり,正当な理由なく,勤務を欠いています(R3.7.10~)。
(2) 3年間の病気休職の期間中,毎月提出が義務付けられる医師の意見書等について3 6か月分のうち21か月分提出しないなど,長期間にわたり職務命令を無視し続けま した(H30.7.10~R3.7.9)。
(3) 1年間にわたり,市長の許可を受けず,土木関係の派遣会社で兼業をしました (H30.8~R1.7)。
(4) 同居する女性が出産すると虚偽の申請をし,母子健康手帳の交付を受けました (H30.8.7)。
(5) 短期介護休暇を取得したにもかかわらず,友人と飲食をするなど,特別休暇の目的 に反する行動をしました(H30.6.12)。
(6) 泥酔状態で出勤をし,職務を怠りました(H30.6.8)。
(7) 次に掲げるような行為を繰り返し,第三者に多大な迷惑をかけるような著しく粗野 で乱暴な言動をしました。
ア 権限がないにもかかわらず,警察官を名乗り,柏駅前で客引き行為をする者を注 意し,警察官から厳重注意を受けました(H30.6.12)。
イ 裁判所から立ち退きが命じられている物件について,競売で買い受けた不動産業者に威圧的な言動を繰り返し,危害が加えられる恐れを抱かせ,強い精神的な苦痛を与えました(H30.6~7)。
ウ 飲食店のオーナーからの未払金の支払要求に対し,激昂して乱暴な言葉を大声で 発して恐怖を与えて警察に通報され,また,無料通信アプリで乱暴な言葉を頻繁に 送信し,仕返し等の二次的被害がなされる恐怖を抱かせました(H30.6~7)。

2 処分の内容
市では,当該事件に係る懲戒処分に関し,9月24日に柏市職員懲戒審査委員会を開 催し,その審査を経て,本日,次の処分を行いました。

3 処分の時期
2の職員は,休職からの復帰を目指していたため,療養に専念させることを優先し,復 職時の処分を予定していました。 ただ,1(2)の休職期間の上限である3年間が満了し,欠勤により復帰の見込みがな いことから,今回処分をしたものです。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)