5月7日,柏市保健所より新型コロナウイルスワクチン接種対象者へむけて送付された資料について情報提供がありましたので、共有いたします。
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(1)対象者
以下のいずれかのかた(65歳以上高齢者第2段階のかた)
・要介護・要支援の認定を受けられているかた(*介護保険施設に入所されているかたは除く)
・身体障害者手帳,療育手帳,精神障害者保健福祉手帳をお持ちのかた
(2)送付物
①接種券(クーポン券)※シール台紙
②予診票(2回分)
③新型コロナワクチン接種のお知らせ
④新型コロナワクチン予防接種についての説明書(ファイザー製)
なお,送付物③につきましては,接種券が届いたかたに限り,医療機関へ問 い合わせしていただくこととしているため,接種可能な医療機関一覧連絡先を 除いて共有させていただきます。
新型コロナワクチン予防接種についての説明書
新型コロナウイルスワクチン接種について 本ワクチンの接種は国と地方自治体による新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)ワクチン接種事業の一環として行われます。
本ワクチンの接種は公費対象となり、希望者は無料で接種可能です。
なお、本ワクチンは 16 歳以上の方が対象です。
ワクチンの効果と投与方法
今回接種するワクチンはファイザー社製のワクチンです。新型コロナウイルス感染症の発症を予防します。 ワクチンを受けた人が受けていない人よりも、新型コロナウイルス感染症を発症した人が少ないということが分かっています。(発 症予防効果は約 95%と報告されています。)
販売名 コミナティⓇ
筋注 効能・効果 SARS-CoV-2 による感染症の予防
接種回数・間隔 2回(通常、3週間の間隔) ※筋肉内に接種
接種対象 16 歳以上(16 歳未満の人に対する有効性・安全性はまだ明らかになっていません。)
接種量 1回 0.3 mL を合計2回 1 回目の接種後、通常、3 週間の間隔で 2 回目の接種を受けてください。(接種後 3 週間を超えた場合は、できるだけ速 やかに 2 回目の接種を受けてください。)
1 回目に本ワクチンを接種した場合は、2 回目も必ず同じワクチン接種を受けてください。
本ワクチンの接種で十分な免疫ができるのは、2回目の接種を受けてから7日程度経って以降とされています。現時点では 感染予防効果は明らかになっていません。ワクチン接種にかかわらず、適切な感染防止策を行う必要があります。
予防接種を受けることができない人
下記にあてはまる方は本ワクチンを接種できません。該当すると思われる場合、必ず接種前の診察時に医師へ伝えてください。
明らかに発熱している人(※1)
重い急性疾患にかかっている人
本ワクチンの成分に対し重度の過敏症(※2)の既往歴のある人 上記以外で、予防接種を受けることが不適当な状態にある人
(※1)明らかな発熱とは通常 37.5℃以上を指します。ただし、37.5℃を下回る場合も平時の体温を鑑みて発熱と判断される場合 はこの限りではありません。
(※2)アナフィラキシーや、全身性の皮膚・粘膜症状、喘鳴、呼吸困難、頻脈、血圧低下等、アナフィラキシーを疑わせる複数の症状。
予防接種を受けるに当たり注意が必要な人
下記にあてはまる方は本ワクチンの接種について、注意が必要です。該当すると思われる場合は、必ず接種前の診察時に医師 へ伝えてください。
抗凝固療法を受けている人、血小板減少症または凝固障害のある人
過去に免疫不全の診断を受けた人、近親者に先天性免疫不全症の方がいる人 心臓、腎臓、肝臓、血液疾患や発育障害などの基礎疾患のある人
過去に予防接種を受けて、接種後 2 日以内に発熱や全身性の発疹などのアレルギーが疑われる症状がでた人
過去にけいれんを起こしたことがある人
本ワクチンの成分に対して、アレルギーが起こるおそれがある人 (うらへ続く)
妊娠中、又は妊娠している可能性がある人、授乳されている人は、接種前の診察時に必ず医師へ伝えてください。
本剤には、これまでのワクチンでは使用されたことのない添加剤が含まれています。過去に、薬剤で過敏症やアレルギーを起こし たことのある人は、接種前の診察時に必ず医師へ伝えてください。
接種を受けた後の注意点
本ワクチンの接種を受けた後、15 分以上(過去にアナフィラキシーを含む重いアレルギー症状を起こしたことがある方や、気 分が悪くなったり、失神等を起こしたりしたことがある方は 30 分以上)、接種を受けた施設でお待ちいただき、体調に異常を 感じた場合には、速やかに医師へ連絡してください。(急に起こる副反応に対応できます。)
注射した部分は清潔に保つようにし、接種当日の入浴は問題ありませんが、注射した部分はこすらないようにしてください。
当日の激しい運動は控えてください。
副反応について
主な副反応は、注射した部分の痛み、頭痛、関節や筋肉の痛み、疲労、寒気、発熱等があります。
また、まれに起こる重大な 副反応として、ショックやアナフィラキシーがあります。なお、本ワクチンは、新しい種類のワクチンのため、これまでに明らかになっていな い症状が出る可能性があります。接種後に気になる症状を認めた場合は、接種医あるいはかかりつけ医に相談しましょう。
予防接種健康被害救済制度について
予防接種では健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が起こることがあります。極めてまれではあるものの、なくすこと ができないことから、救済制度が設けられています。
新型コロナワクチンの予防接種によって健康被害が生じた場合にも、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付) が受けられます。申請に必要となる手続きなどについては、住民票がある市町村にご相談ください。