元ぐーたら大学生の地方議員インターン活動記録 Vol.1「自己紹介ときっかけ」

はじめまして。都内の大学に通う宮島凱生(みやじま かいえ)と申します。私は今柏市の山下洋輔市議の下でインターン生としてお手伝いしています。今回からありがたいことに山下さんのホームページでインターン活動記録を残させていただけることになりました。

さて、せっかくなのでここで私が地方政治に興味をいだいたきっかけを書き残しておきたいと思います。今から7年ほど前、私は中学受験の結果都内の中学校に通っていました。そんな中、同じく都内の高校に通っていた兄が社会に出始めました。高校生で地元の仲間達とプログラミング教育に関わる会社を起業し、地元柏の大人たちとコミュニティを形成し、地域のちょっとした有名人になっていきました。私はそんな兄を尊敬すると同時に羨ましいと思いました。それは起業したことでも有名になったことでもなく、地元の仲間とよべる人たちがいたことがです。小学生の頃には多くの友達がいましたが、中学で東京にでると彼らとは疎遠に。中学でなにかしたいと思っても皆生活圏がバラバラなためなかなかうまく行きません。私にとって友達とは自分の出身中高の友人を指し、地元とは単に自分が生まれ育った街を指すだけの言葉だったのです。それがきっかけとなって私は地元という言葉にコンプレックスを抱くようになりました。

それからしばらくして、コロナ禍の時代になり、大学授業はオンラインになりました。全てに対してやる気が出ず、午後に起きてはぐーたらしていた私を見かねた兄が山下さんを紹介してくれました。

そこで私は地方政治に興味を持ちます。地元のことをなにも知らずに、地元がどう変わっていこうとしているかも知らない。このままでは20年間過ごしてきた柏という街が自分の知らない街になってしまいます。そうして私は山下さんのもとでインターンをはじめました。もちろん、議員インターンが将来の役に立つだろうという思いもありましたが、それだけでなく政治という世界に対する興味もありました。

地方議員について、皆さんはどれほどの知識があるでしょうか。普段のニュースで見かける政治の話は国政について、全国区での地方議員の話題は不祥事くらいしか見かけないように思います。私もそのような状態でした。

この活動記録では、山下さんからもらった様々なミッションをこなすにあたって自分が考えたこと、思ったことを記録していきます。拙い文章でお見苦しい限りですが、この記録を読んであなたの地元、地元の政治について考えてみる一助になれば幸いです。

 

(文責・宮島凱生)

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)