虎ノ門にて、「Creative Question design your City」というこれからのまちづくりについて考えるイベントに参加しました。内容についての報告は、あらためて行いますが、この話から刺激を受けて考えたことをまとめてみます。
気づいたことは、端的に言いますと、議員の仕事の本分は、「問い」を社会に投げかけること、であるということ。
「問い」から、社会の矛盾を浮き彫りにし、行政のあり方を自発的に見直すよう働きかけます。
教育と同じで、教えるのではなく、問いかけることで、行政や市民の力を引き出していくのです。
議員の仕事は、議会に立ち、質問することです。わからないことを質問するというのではなく、「問い質す(ただす)」もので、一般的には、市民の声を代表し、行政をチェックや監視することだと言われます。
しかし、チェックや監視だけではなく、社会のあり方を問い直したり、これまでにない価値を提示していきたいと、私は考えてきました。
まさに、参加したイベントのタイトルであるCreative Question design your Cityなのです。
今日は、議会の最終日。
市役所から提出された議案と市民から提出された請願の採決に向け、電話や打ち合わせ。緊張感の漂う時間です。
※参加した「新たな都市の姿」を考察するイベント。
http://wired.jp/2015/03/20/ars-electronica-2015/
アルスエレクトロニカは、オーストリアのフューチャーセンターとして気になっていた取り組みです。オーストリア第3の都市リンツにおいて35年にわたってアートを触媒に都市を発展させてきたアートセンターです。