12月議会での市長からの市政報告-新型コロナウイルス感染症関連

新型コロナウイルス感染症に関連する事項についてご報告いたします。

まず、本市における感染状況についてです。

現在、全国的に新規感染者が増加している中、本市においても、11月20日の公表時点までの陽性者数は513人となっており、新規感染者は増加傾向にあります。特に9月以降は、市内医療機関、県立高等学校、市立小学校、飲食店、スポーツチームにおいて集団感染が発生しました。なお、集団感染は小康化しておりますが、現在も新規陽性者数は1週間あたり80人から90人で推移しております。今後は季節性インフルエンザの流行が懸念されることから、医療・衛生対策として、診療・相談体制を強化するため、まずは身近なかかりつけ医を経由し県が指定した「発熱外来」の医療機関を紹介する仕組みを保健所において準備しております。

加えて、重症化リスクが高い高齢者等への対策として、集団感染防止の観点から、高齢者・障害者施設への新規入所者等を対象とするPCR検査を導入するため、現在準備を進めております。

また、市内の新規感染者の増加を踏まえ、11月20日に柏市新型コロナウイルス対策本部会議を開催し、保健所の体制強化を決定したほか、職員間の感染拡大防止用アクリル板配備や定期的な換気の徹底により、感染の拡大防止に向けた対策に万全を期すよう全庁的に指示しております。

市民の皆様や事業者の皆様におきましても、今一度、日々の感染予防の行動を見直していただき、引き続き新型コロナウイルスの感染拡大防止にご協力をお願いいたします。

http://www.city.kashiwa.lg.jp/soshiki/020100/p057008.html

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)