古くなった消防車はどうなるのか?

まだ子どもが小さいので、子育て支援や教育、公園などについての政策は、当事者として取り組んでいるのは分かりやすいことだと思います。

そのほかに、子どものお陰で詳しくなったのが、消防についてです。

消防車や救急車の絵本を、もう何冊も、何回も読んでいます。

そして、もう5年くらい、消防署を訪問しては見学させて頂いています。

運良く、消防士さんからお話をお聞きできる機会もあります。

議会でも、定期的に、消防車や救急車を購入するという議案が議論されます。

性能や消防救急の状況、金額や入札など詳しくなります。

子どもの見学に合わせて、私も消防車や救急車についての情報を、消防士さんからお聞きすることができ、本当にありがたい経験です。

そんな中で、一つ疑問がありました。

お役目を終えて、引退する消防車や救急車は、どうなるのか?

オークションにかけられるそうです。

お金持ちになって、子どもの頃の夢をかなえたい大人が購入するのか?、

あるいは他の自治体や外国で、再び活躍するのか?

実際は、スクラップにして、部品や資源として売られると聞きました。

数万円から数十万円とのことです。

たとえば、はしご車の新車は、一台一億数千万円で購入しています。

もっと夢のある引退後の活躍はできないだろうか?

子どもに熱く語ってしまいました。

たしかに、売られた後に悪用されないようにしなければなりません。

たとえば幼稚園保育所や公園に置いたりできないだろうか?

将来、消防士になりたい!、

消防団に入りたい!

そう思う子どもも増えるはずです。

写真は、古くなった消防車ではなく、現役の消防車です。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)