児童虐待防止へのさらなる対策を求める意見書

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議員提出議案により「児童虐待防止へのさらなる対策を求める意見書」、「 幼児教育・保育の無償化、待機児童解消、保育士の処遇改善のために必要な措置を求める意見書」が可決されました。

児童虐待防止へのさらなる対策を求める意見書
本年1月に千葉県野田市において小学校4年生女児が亡くなり,
両親が傷害容疑で逮捕された 事件は,世間を震撼させ,衝撃を与え
る事件となった 。 昨年3月に発生した東京都目黒区にお ける女児虐
待事件など,同様の事件が繰り返されている現状に心を痛めるとこ
ろである 。
子どもの権利条約では,児童の生存及び発達が国によって最大限
確保され,児童が人格を持った一人の人間として 尊重されることが
求められている。しかしながら, 平成29年度の 全国の 児童相談所
における児童虐待相談対応件数は13万3,000件余 り となり,
この5年間で倍増している のが現状である 。
国においては, 「児童虐待防止対策体制総合強化プラン」におい
て職員の数を大幅にふ やす対策がと られている中,児童福祉司や心
理職員の確保が困難な状況に陥 らないよう,人材確保に取り組むこ
とが喫緊の課題と考える。
ま た 県においては,一時保護 解除時に 高まるリスクに備え,児童
相談所,市町村,関係機関の相互において綿密な情報共有を図ると
ともに,具体的な支援方法や役割分担を明確に共有できる体制を整
えることが不可欠である。
よ っ て,政府並びに県においては,このたびの野田市における児
童虐待死事件の徹底した真相究明を図るとともに, 上記の事項を含
め , 再発防止に向けたあらゆる方策を講じるよう強く要望する。
以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平 成 31年 3月18 日

千葉県柏市議会

内閣総理大臣
文部科学大臣
厚生労働大臣
千葉県知 事
宛 て

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投稿者:

山下 洋輔

柏市議会議員。柏まちなかカレッジ学長。元高校教諭。2児の父。 教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 (社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 教育コンサルタント山下洋輔事務所設立。 2011年9月から柏市議会議員。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)