かわいい本の街プロジェクト(仮)

柏まちカレ図書館の活動を続けて、4年目。
今年から4/23に「本祭り」を開催したいと話し合いました。4/23は、サン・ジョルディの日といって、「本の日」と呼ばれ、カタルーニャでは親しい人に本を贈る記念日とされています。
日本では、「子ども読書の日」となっています。

ブックトーク、朗読、読み聞かせ、語り、読書会、古本市、子ども文庫、本の交換など、本にまつわるイベントが柏でも行われています。それらを結集させることで、本の街として発信していきたいと考えています。

「かわいい」本の街としたのは、規模は小さくても、伝統や格式はなくても、本への愛情を打ち出していくことが、柏の街らしいのではと思ったからです。

スイスのST-PIERRE-DE-CLAGESという街での本祭りの写真を、柏まちカレ図書館メンバー皆さんに気に入ってもらい、盛り上がりました。
http://www.village-du-livre.ch
こんな本棚を柏駅前で作れたらと夢が膨らみます。
まずは今年は、手賀沼方面など自然豊かなところで開催してみようかしらと話し合っています。
もし、ご興味おありの方、ご連絡ください。

柏のまちなかを図書館として楽しみ、本を通して、人と人、人と街とをつないでいくことはできないだろうかと考えてきました。

柏のまちには、本棚のある素敵な場も沢山あります。
まちなかにある本棚をオープンにし、交流の拠点となるような柏まちカレ図書館ネットワークを目指しています。

貸し出すのは本だけではありません。
貸出システムに「地域通貨」を活用し、知恵、経験、力、モノなどの地域資源をリスト化し、それら地域資源のマルシェ・市などを開催し、情報・知恵・交流のハブとなる場をまちなかに増やしていきます。

細く長く、共に活動している仲間たちは、本当に有り難いです。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)