日野市立日野図書館を訪問。
甲州街道沿い・日野宿の中心、高札場のあった場所です。
景観に配慮した町屋風の仕立てですが、建物自体は古く、既存の郵便局の再生活用したものです。これからの公共建築のありかたへのひとつの指針となりうると評価されています。
1965年、1台の移動図書館「ひまわり号」から活動をスタートさせた「日野市立図書館」は、「いつでも、どこでも、誰にでも、何でも」利用できる市民の図書館として、日本の公共図書館史を切り拓く役割を果たしました。
「図書館は建物ではなく、貸出サービスの全システム」という理念により、現在の住民への貸し出しサービス主体の図書館の先駆け的な図書館となりました。
2階には、新選組関連資料が、子ども向けや大衆雑誌から大学の地下書庫にあるような資料まで揃えられています。
会津や流山、京都、調布など、新選組関連するパンフレットなど地域の資料を丹念に集め、整理して、提供されています。
1階には、地域資料が収集され、市民に提供されています。
新聞の折り込み広告までもが、地域資料として収集されています。図書館の外でも、たくさんの見どころがありました。
まちの昔の写真を、まちかどに掲示されています。こんな
たとえば、私の住む町会の大先輩が所蔵されている写真をお借りし、町会の事業として「まちかど写真館」に取り組んでみたいです。
日野宿本陣、 現在の本陣前の駐車場には、天然理心流佐藤道場があり、ここで新選組のメンバーとなる剣士たちが集いました。
日野は、何と言っても、新選組の土方歳三の生地です。
新選組にまつわる史跡を目当てに、多くの観光客が訪れます。
今なお、天然理心流の剣術が継承されています。
蜀山人(大田南畝)もうなったという日野のそばです。