柏市教育委員会より、「柏市立小学校教諭の体罰に係る千葉県教育委員会による懲戒処分について」の報告を受けましたので、共有いたします。
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柏市立小学校教諭が,担任学級児童への体罰について千葉県教育委員会より懲戒処分を受けましたので,次のとおりお知らせします。
1 処分内容: 令和2年3月11日(水)付 懲戒処分(減給10分の1 6ヶ月)
2 被処分者: 柏市立小学校 教諭(女性 60歳)
3 事案の概要
(1)発生日時
平成31年4月頃~令和2年1月中旬まで
(2)内容
・ 主に授業中や清掃指導中,複数の児童の手や足を叩いたり蹴ったりする体罰を行い,痛みを伴う苦痛を与えた。
・ 不適切な発言によって,当該学級児童に精神的苦痛を与えた。
(3)学校の対応
学校に対して上記2点について保護者からの訴えがあり,学級児童から聞き取りを行ったところ,複数の児童から体罰を受けたとの事実が確認できました。時期を確認する中で,年度当初より行われていたことも確認でき,校長は担任教諭への指導と教室への複数教員の配置等で対応しました。また,臨時保護者会を開き,事実の報告と謝罪を行いました。その後,担任を教務主任に交替しました。
当該教諭は不祥事防止の研修を受けていたにもかかわらず,体罰に関する認識が甘く,今回の事故に至ったものと考えられます。
(4)柏市教育委員会の対応
教育委員会では,3月13日(金)の臨時校長会議で本事案の概要を説明し,各校に於いて,不祥事根絶に向けた取組を徹底するよう指示をするとともに,不祥事防止に向けたボトムアップ型の委員会等を組織するよう指示します。
5 教育長コメント
柏市立小学校教諭の体罰により、心とからだに被害を受けた児童はもとより、保護者並びに関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。
また、本事態を重く受けとめ、今後このようなことがないよう、市立学校の教職員に対し、その職責について一層の自覚を促し、組織全体として教育への信頼回復と再発防止に努めて参ります。