教育のまちーレッジョ•エミリア市の教育

イタリアのレッジョ•エミリア市の教育について語り始めると、「また、山下は海外の教育に飛びついて•••」と思われることでしょう。

‪たしかに、すぐれた教育方法は日本にも、海外にも沢山あります‬(その多くは、ジョン•デューイの思想に影響を受け、世界中に広まった新教育運動の流れにくみするものです)。

‪しかし、地域と行政が一体となって、学びを支えているレッジョ•エミリアの事例は貴重です。‬

市内のすべての子どもに、素晴らしい幼児教育を行き渡らせたレッジョエミリア市の事例

 

‪子どもの教育はもちろん、大人も学び続け、それが地域をより良く変えていく原動力になるような公教育を、柏市で作り上げていこうと決意し、私は政治の道に進みました。

私が、教員を辞め、議員として活動するのは、このレッジョ・エミリアの教育者ローリス・マラグッツィの考えに出会ったからです。

戦後、市民たちが、戦車から学校を築き上げていきました。
自分の教室や学校だけでなく、この社会をより良く変えていくために、何ができるか?
ローリス・マラグッツィは、私の生き方に大きな影響を与えた人物です。

戦後、市民たちが、戦車から学校を築き上げていきました。

レッジョ・エミリア・アプローチは教育アプローチであると同時に、市民が主体となった革命的な社会実践でもあり、それは『我々はどのような未来を育みたいのか』という実直な問いかけと共に、先端的な教育理論に基づいた実践の軌跡でもあります。

今日、レッジョ•エミリアを訪問された方々からの報告会に、オンラインで参加させて頂きました。
新型コロナウィルスへの対応でしたが、オンライン、ありがたいですね。平常時でも、オンライン参加が増えれば助かります。

参加者の方々の声もお聞きでき、貴重な機会を頂きました。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)