DIG(災害図上訓練)

DIG(災害図上訓練)に参加。
震災や台風・ゲリラ豪雨、竜巻の際の避難経路について、地域のご相談を頂いていました。坂があり、道が狭く、冠水もあり、困っている、と。そこで、柏市防災安全課からご提案頂いたのがDIG(災害図上訓練)でした。
DIGとはDisaster(災害)、Imagination(想像力)、Game(ゲーム)の頭文字で、かつ、DIGの「掘り起こす」「理解する」「探究する」という意味が込められています。ワークショップを活用し、地域防災力の向上や自助公助共助の確立に向けた取り組みとして広がりつつあります。
話には聞いていましたが、初の参加でした。地域のことは、地域の人が一番知っています。地形、住んでいる人、広場、建物、過去の災害時の話、食糧備蓄がありそうな店、医療機関などなど、地図に書きだしていきます。その上で、もし災害が発生したらどうするか話し合います。その中で、課題を明確にしていきます。
「大きな道路を作って欲しい」といっても、道路ができるには時間とお金がかかります。明日に災害が起こった時にはどうするか?他に策はないか?
話し合う中で、課題も整理されてきました。たとえば、冠水する道路に囲まれた高台の地域では、わざわざ避難場所に移る必要はなく、食糧を備蓄しておけば良いという気づきもでました。
さらに、災害だけでなく地域の特性も見えました。生活圏、住民の年齢層、歴史、医療機関の偏りなどなど、他の課題も浮き彫りになってきます。
市民が都市計画を考える。職員が地域の実情を知る。そんなきっかけになります。住民参加のまちづくりのきっかけとしても注目を集めています。今後は、このDIGを市民が主催し、市民の学び合いの場となていけば素敵だと思います。157-1

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)