こどもまちづくり会議−未来の社会を担う子どもが考えるまちづくり

こどもまちづくり会議は、まちのことを学び、まちを歩き、まちの模型を作り、30年後の自分たちのまちを考えるためのワークショップです。

柏下村(ハッカソン)塾の仲間である大学生が、これまで藤沢市で「ふじさわこどもまちづくり会議」に携わってきましたが、ぜひとも地元の柏で実現させたいと、頑張っています。

今日は、柏の葉のVIVITA さんに提案する機会を頂きました。

この活動では、「合意形成」が大切になります。現実社会でも同じですね。

現実社会と違うのは、それぞれの立場での意見ではなく、まち全体を考えた提言をまとめることです。

藤沢市では二日間なのが弱みとのこと。

VIVITA さんとは、継続的な活動として開催できればと話し合いました。

都市計画の説明、行政への提案、その後の行政の動きのチェック、来年度にもブラッシュアップした提案を計画しています。

その時、自分の人生はどうなっているか?、当事者として考えるための人生行程表も作ります。

私は、常々、学校や公園など子どものための政策は、当事者である子どもが話し合いに参画すべきだと考えています。

そして未来のことも、子どもが話し合いに入るべきです。

今の子どもたちは、30年後は、その社会を中心的に担う当事者だからです。

今の社会を生きる私たちは、この社会の状況を他人事や人のせいにするのではなく、責任持って次世代につないでいかなかればならないと、強く思います。

主権者教育を専門とする先生にも協力してもらっています。

子どもを中心に、大人たちもまちづくり、主権者教育、VR、ICTなど、様々な研究論文も発表することになるかもしれません。

写真は、VIVITA さんの中で、すでにジオラマを作っているお子さんがいました。ぜひ、この方には、こどもまちづくり会議には参加してほしいです。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)