平日の19時頃、私はよくパレット柏を訪れますが、たくさんの高校生に活用されています。
これまで柏の街に高校生たちの居場所がなかったという潜在的なニーズを引き出したものと思います。今後、若者の活動や人生を後押しするような青少年センター・ユースセンターとしての役割も、パレット柏には期待したいところです。
たとえば、文京区のb-lab(ビーラボ)という青少年センターでは、たくさんの若者が集まっており、その若者たちの中からプロジェクトが立ち上がり、社会的な活動が動き出しています。この施設の中には、若者が参加したくなるようないくつもの仕掛けが施されています。
※中高生の秘密基地b-labに潜入
柏市の青少年センターは、研修室・創作室・多目的集会室・和室・キャンプ場・グラウンドと施設としては充実していますが、場所や開館時間など、中高生にとっては利用しにくいものです。
中高生が集まるパレット柏で、青少年センターが出向いていくということも必要だと考えます。
パレット柏は、これまで公共施設を使ったことがない人たちに利用してもらうことについては成功と言えます。現在、高校生たちの学習の場として活用されていますが、今後のパレットの展望を柏市はどのように考えているか、議会で質問いたしました。
早速、ポスター展が開かれ、いい形になってきました。
パレット柏は、国際交流センターや柏市男女共同参画センター、市民活動サポートコーナー、市民ギャラリーなどの複合施設です。その強みを生かして、中高生と共により良い居場所づくりを目指していくことを望みます。