「問う」ことが議員の本分-Creative Questionへ

虎ノ門にて、「Creative Question design your City」というこれからのまちづくりについて考えるイベントに参加しました。内容についての報告は、あらためて行いますが、この話から刺激を受けて考えたことをまとめてみます。
11082421_1092707710745299_7910149848375138848_o気づいたことは、端的に言いますと、議員の仕事の本分は、「問い」を社会に投げかけること、であるということ。
「問い」から、社会の矛盾を浮き彫りにし、行政のあり方を自発的に見直すよう働きかけます。
教育と同じで、教えるのではなく、問いかけることで、行政や市民の力を引き出していくのです。

議員の仕事は、議会に立ち、質問することです。わからないことを質問するというのではなく、「問い質す(ただす)」もので、一般的には、市民の声を代表し、行政をチェックや監視することだと言われます。

しかし、チェックや監視だけではなく、社会のあり方を問い直したり、これまでにない価値を提示していきたいと、私は考えてきました。
まさに、参加したイベントのタイトルであるCreative Question design your Cityなのです。
11083724_1092707990745271_1257057307926122165_o今日は、議会の最終日。
市役所から提出された議案と市民から提出された請願の採決に向け、電話や打ち合わせ。緊張感の漂う時間です。

※参加した「新たな都市の姿」を考察するイベント。
http://wired.jp/2015/03/20/ars-electronica-2015/

アルスエレクトロニカは、オーストリアのフューチャーセンターとして気になっていた取り組みです。オーストリア第3の都市リンツにおいて35年にわたってアートを触媒に都市を発展させてきたアートセンターです。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)