教員の自分史-土浦日大高校の塚本敏久先生

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土浦日大高校の教員時代にお世話になった塚本敏久先生の自分史を拝読。
学級運営や部活動指導のあり方など、塚本先生から教わったことが鮮明に蘇ってくる。

塚本先生の豪快な振る舞いの背後に、長期的な展望で、非常に緻密な戦略に基づいた指導が行われていた。プロ野球監督だった野村克也さんのようだった。

塚本先生の地域との接し方、そして何より、人との向き合い方は、市議会議員や私の活動の基礎となっている。
塚本先生はじめ、土浦日大高校には全国の第一線で活躍された先生方が多く、濃い時間を過ごすことができた。

生徒と向き合い、時には経営陣と対立し、成功も失敗も味わい教員生活を続けてこられた。
塚本先生のボランティア部の顧問としての活動やいじめ対策室での仕事の話をお聞きし、過去の成功にとらわれずに、現代に合わせた指導をされていた。

いま、「教員の働き方改革」や「ブラック部活動」批判など、部活動についての議論が熱い。
「塚本先生だったら、どうするだろうか?」と思うときもある。
電車の中で読んでいたが、全国大会総合優勝するシーンでは、涙をおさえることができなかった。

塚本先生の文章は、陸上部の指導のみならず、教員として、さらには社会に生きるすべての人にとって役立つものである。ビジネスパーソンや政治家にとっても必読の書として、オススメしたい。

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投稿者:

山下 洋輔

柏市議会議員。柏まちなかカレッジ学長。教育コンサルタント。元高校教諭。 教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。 著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 教育共創研究所 代表 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。 早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 教育コンサルタント山下洋輔事務所設立。 2011年9月から柏市議会議員。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)