We Love Kashiwaキャンペーンについて決算審査特別委員会で質問

週で、決算審査の四部門(総務、建設経済、市民環境、教育民生)が終わりました。これから再来週に開催される総括審査に向けての準備です。さらなる調査を行い、質疑通告し、担当課からヒアリングを受け、当日に臨みます。来週は視察にも出ます。

さて、市民環境部門での決算審査では、以下のような質問をいたしました。
◆路上喫煙・ポイ捨て防止事業について
◆地球温暖化対策計画改訂について
◆カーボンオフセット制度導入につい
◆生ごみ処理容器等購入補助制度について
◆協働事業の推進について
◆We Love Kashiwaキャンペーンについて
◆市内在留外国人について

特に、昨年の柏市の目玉でもあったWe Love Kashiwaキャンペーンについては、事業終了後の評価が不十分であると指摘しました。つまり、柏市のイメージアップを本来の目的とし、市内外に発信していく事業でしたが、報告されているのはイベントが盛り上がったという内容です。

「柏に住みたい」と思う人が減ったので、増やしたいという目的だったはずなので、そのための戦略と計画と事業実施、そして、その評価が必要なはずです。決算審査では、その評価について話し合うものと考えています。

イメージアップという見えにくい質的な成果に対して、事前から理念や目的をはっきり定めていなければならなないところです。
このキャンペーンによって、市民向けの満足度を高めたか?、市外に向けて、移住したい人を増やせたか?、市外に情報発信するなど、そのための活動はあったのか?など、何を重点項目とするかも見えませんでした。

これからも続けるべきという声もあります。単年度の事業でしたので、今後につながるカタチも作っておくべきです。

一つひとつのイベントは素晴らしいものであっただけに残念です。

 

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員選挙(柏市)•立憲民主党公認候補予定者。 2021年10月、柏市長選挙(2021年)に無所属で立候補。43,834票を託して頂きました。その後、AIで水道管を救うFracta Japan株式会社の政策企画部長に。 元柏市議会議員。柏まちなかカレッジ学長。元高校教諭。2児の父。 教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 (社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)